これから20年間の旅に出る前に…
先月、冥王星が水瓶座入りし、いよいよ風の時代の始まりです。冥王星というと怖いイメージもありますが、私自身、これまで体験してきた変化変容の鍵となった節目は、冥王星の動きとシンクロしていることに気づきました。これについてははてブロに書いてますので良かったらご一読ください!
冥王星はこれから20年ほどかけて、水瓶座の中を運行していきます。水瓶座は元々、変革の星と言われるています。そんな水瓶座のスペースを、これまたスクラップ&ビルドの星である冥王星が運行していくわけです、20年かけて!つまり…これは…
これまでは叶わなかったレベルの変容を遂げるチャンス!…
ただ、冥王星の変化変容のエネルギーはものすごいパワーです。占星術でいうバースチャートにたくさんの山羊座を持つ私は、これまで16年間続いた冥王星山羊座時代が準備期間でした。冥王星山羊座時代が始まった翌年、私がエネルギーワークと出会うきっかけとなったドラマが起きました。(これについてはプロフィールをご覧ください。)
前置きが長くなりましたが、今回は冥王星水瓶座時代のエネルギーに乗って変容を遂げるプロセスを学び多いものにしたいあなたのインスピレーションになる3冊をご紹介します。
一冊目はこちらです。
とにかくやってみよう ー不安や迷いが自信と行動に変わる思考法ー
スーザン・ジェファーズ著
このジャンルではもう古典といっても過言ではない一冊です。英語の原題が秀逸なんです。「Feel the fear and do it anyway」恐れを感じてもやってみる、これに尽きます。この本には、アダルトチルドレンの特徴を持つ人が陥り易いメンタルトラップやそんな時の方向転換の仕方や、シンプルですぐにでも取り入れられる日々のトレーニング方法が提案されています。私がこの本と出会ったのはまだロンドンに暮らしていたころ、冥王星山羊座時代です。この本は被害者モードで生きていた自分に気づくきっかけをくれました。
2冊目はこちらです。
ずっとやりたかったことをやりなさい ジュリア・キャメロン著
そしてこれも古典中の古典、原題はThe Artist’s Wayといい、新しい現実を生み出したいと感じている人、自分には行動力がないと感じている人、意欲も情熱もあるのにどうやって行動に移したらよいかわからないと感じている人に、自然な形で行動に促してくれます。自分の中の被害者モードに気づいて、勇気を出して前へ進み出した時、「これでいいのかな?」と不安になることってありますよね?そんな時に、自分と並走してくれる感じで日々のワークをベースに読み進めていけるスタイルになっています。一度最後まで読んでから1日ずつワークを消化していくのがお薦めです。
3冊目はこちらです。
前世ソウルリーディング ーあなたの魂はどこから来たのかー ジャン・スピラー著
こちらを読んだ衝撃をはてブロでも紹介しましたが、実はこれ、ずっと知っていたけど特に読もうと思わなかった一冊でした。それが2024年最後の水星逆行中にふと読もうと思ったわけです。(水星逆行あるあるですね!)これ、ドラゴンヘッドというアスペクトを使って今世のミッションを解き明かしていく…という内容なのですが、星座ごとに読む辞書のようなスタイルです。読む前の私は「そうは言っても星座だって12パターン、そんなミッションなんて12パターンどころか、それこそ星の数ほどのバラエティがあるだろうに…」と思ってました。
確かにそうなんです。でも…読んでびっくり。
自分のドラゴンヘッドの箇所を読み始めると、耳に痛いと感じるほどの真実が私に語りかけてくる感じがしました。これは「あなたの前世は素晴らしかったのですよー」と遠い目で語りかけてくるタイプではなく、どちらかというと、よくなかったり上手くいかなかったりした部分、なんなら、それを克服しようと生まれてきた今世の課題を浮き彫りにしてくれる感じです。全然ロマンチックじゃありませんが、この先続く冥王星水瓶座時代の20年間で変容を遂げたい勤勉な人、でもまだちょっと怖くてドキドキしてる人は読んでみてください。きっと自分の目標が見つかるはず。
おまけで、最近読んだこちらの1冊もご紹介します!
生きのびるための事務 坂口恭平著
過去16年間の冥王星山羊座時代と、これまでに紹介した書籍などから得た知識から、この本を知った時は即オーダーするぐらいにタイムラグなく行動できるようになってきました。私が冥王星山羊座時代によく感じたことの一つが「でもどうやって始めたら良いの?」です。冥王星のおかげでスクラップが起き、いざビルドってなった時に「えっとどうやればいいんだっけ?」ってなったわけです。そんな始め方が書かれています。この本で事務に対する概念が変わり、何かやってみて上手くいかなかったと感じたらすぐ「事務のやり方を変えればいいんだ」みたいに言うようになりました。漫画なのもいいです。
というわけで、結局4冊ご紹介しましたが、いかがでしょうか?面白そう!と思ったタイトルがあったらぜひ買って読んでみてください。なんだかんだ言って、私は今始まったばかりの冥王星水瓶座時代の20年が楽しみなようです。恐ろしいけど楽しそう!みたいな感じです。私は皆、ある程度自分で旅程を組んで生まれてきたのだと感じる派です。さぁ、私たちはそれぞれ自分の人生に何を起こそうとしてこのタイミングで生きているのでしょうか?
最後に一つ、私の気づきをシェアします!それは、ここでご紹介したような書籍を読むと真面目なあなたはきっと周りの人は皆できていて、自分だけが至らないような気がして萎縮してしまうことがあるかもしれません。そんな時はこう考えてください。あなたが向こう20年間でマスターしようとしてる課題を既に終えた人もたくさんいるはずです。でも、そんな彼らにもそれぞれ課題があり、その中には、あなたが既にマスターした課題に今取り組んでいる人もたくさんいるわけです。だから安心していっぱい失敗しましょう!冥王星のエネルギーもそうですが、エネルギーは物理法則です。それを擬人化するのは私たち人間がエネルギーという物理法則に愛を感じることができるからだと思います。それ自体が人間の特徴なのかなぁと感じます。そんな感性を自分に向けて、一緒に冥王星水瓶座時代を渡りましょう!