東京でルルドのエネルギーに触れる

Lake view in Hokkaido
Pink sunset by the lake in Hokkaido
Wheat Autumn
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東京でルルドのエネルギーに触れる

ルルドの泉

先日、初めて東京カテドラル聖マリア大聖堂に行ってきました。意外だったのは、ルルドの泉のレプリカです。カテドラル本体よりも、私はこちらの方がエネルギーが合いました。

さて、みなさんは聖堂と教会の違いについて考えたことはありますか?今回、こちらを訪れた時にふと気になったのです。英語だと大聖堂をCathedral(カテドラル)といい、教会をChurch(チャーチ)といいます。キリスト教徒であれば使い分けているのかもしれませんが、そうでない場合は、場所の固有名詞として使い分けている場合が多いかもしれません。

聖堂と教会の違い

聖堂(せいどう)
キリスト教の礼拝のための「建物」そのものを指す言葉。
教会
建物の名称である「聖堂」と、そこに集う信者の「共同体」の両方を指す言葉。
大聖堂(カテドラル):
司教が司教座(カテドラ)に座る、司教の拠点となる建物。
他にも、礼拝堂というのがあり、聖堂とは別に、教会が所有権を持たない場合などに、礼拝の場として使用される建物を指すことがあるそうです。

教会という言葉は建物だけじゃなく、コミュニティも指す言葉ということですね。

ヨーロッパの著名な大聖堂

イギリスに長くいると、ヨーロッパへ行く機会がよくありました。イギリスを含む地理的な概念のヨーロッパで大聖堂というと次の3つが浮かびます。東京カテドラル聖マリア大聖堂はこれらの大聖堂とは全く違う雰囲気でした。

サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)

カトリックの総本山、キリスト教の教会堂建築としては世界最大級の大きさを誇ると言われ、キリストの一番弟子ペトロの墓地に、大きな木造の教会を建てたのがこの大聖堂のはじまりとされます。サン・ピエトロは、Saint Pietroつまり、Saint Petre (Peter)で、聖ペテロのこと。名前にその縁が残っています。ミケランジェロ始め、ルネサンス時代の著名な芸術家や建築家が加わり、およそ160年をかけて完成しました。

ノートルダム大聖堂(パリ)

パリの象徴的な建築物であり、ゴシック建築の最高峰の一つ。Notre Dameは、さしずめ英語なら、Our Madameで、我らの貴婦人といったところで聖母マリアを指します。確かに、その佇まいはフェミニンで美しいです。2019年4月15日夜(現地時間)に大規模火災が発生し尖塔などを焼失しました。実は、私たちの知るノートルダム大聖堂も、これが建つ前には他の教会がありました。

5年に及ぶ修復を経て、2024年12月7日にリオープン。形あるものはいつか壊れゆく…とはいえ、この教会がパリ市やフランスにとっては、とても大きな観光収入だったと思われるので、修復は最優先課題だったのだろうと思います。私は火災に遭う前に数回足を運んでいますが、火災後に帰国したので、修復後のエネルギーを知りません。どんな感じなのかな?

セント・ポール大聖堂(ロンドン)

現在の大聖堂が建つ前に幾度も火災、落雷等で焼失してきたが、1666年のロンドン大火によって完全に失われ、現在の大聖堂を建てる流れができました。設計はクリストファー・レン。1697年完成。世界最大級のドームを持つと言われる大聖堂は、テートモダンからミレニアムブリッジを渡る時に見える姿がとてもアイコニック。

都内にあるルルド

そして東京カテドラル聖マリア大聖堂。
中はコンクリートが剥き出しで、上記のヨーロッパにある大聖堂とは全く違うエネルギーでした。どちらかというと要塞の中みたいな感じ。こちらも、現在の姿になるまでに関東大震災では倒壊は免れたものの、先の大戦の東京大空襲で焼失したようです。設計は丹下健三。

私が訪れた週末、一組結婚式のグループがいらっしゃいました。

この教会の敷地内にあるのが、フランスのルルドの泉を模して作られた岩窟で、駐車場を挟んで向かい側にありました。

これは私が訪れた時に自分で撮影したものです。

大聖堂の中よりもこちらの方が、いわゆるヨーロッパの教会で味わうエネルギーと似ていました。

この写真を久しぶりにSNSにあげたら、メキシコの友人が「今、どこにいるの?」と聞いてきました。私が「東京だよ〜」というと驚いていました。確かに、都内っぽくはありませんね。笑 

レプリカだと思って軽い気持ちで行ったのですが、これはこれで良かったです。

機会がある方はぜひ足をお運びください。

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Kaeko

中川 佳英子
Emotion Code®, Body Code®, Access Bars® 認定プラクティショナー
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外部セラピスト(サノビブメディカルインスティチュート)

大阪生まれ。人生の半分をイギリスで過ごし、現在は東京を拠点に活動中。
好きなこと 旅行、アート(やるのも見るのも)、語学を勉強すること、散歩、読書、自然。

2024〜 10年来の友人であり、心理学者のフェルナンド・エストレーリャとポッドキャストHoshirioの配信を始める。合わせて日本語解説動画をメインに展開する自身のチャンネルKaeko Nakagawa 愛される私になるエネルギーヒーリングもスタート。もっと読む

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