体と心と細胞に響き渡るもの

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体と心と細胞に響き渡るもの

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はじめに、巫女の教えから

最初に、今年に入って読んだヴァジム・ぜランド著「Tufti the priestess タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド」から、印象的だった部分を引用します。

現実は見られることを嫌います。
現実を観察すると、現実はのらりくらりと逃げ続け、あなたをコントロールする力もなくなってしまいます。現実を見る時は、ジロジロと見るのではなく、横目でさりげなく見るようにしましょう。
現実をイラつかせないように。

ぜランドのトランサーフィンは読んでましたが、タフティはもっと衝撃的でした。これについては、はてブロの方にたくさん書いています。昨今の世の中の流れは目まぐるしく、この頃は2020年に私が感じていた不穏な空気がまた満ちてきています。あの時身をもって学んだことがたくさんあります。そこからくる反省点の一つが先ほどの引用と繋がったのでご紹介しました。

2020年、イギリスでロックダウンが始まった時、私は世界が崩壊していくように感じました。確かに、世界は崩壊していました。でも、それはロックダウンと共に始まったわけではなかったのです。私が9月11日にNYで起きた同時多発テロ以来、気が滅入ることを理由に現実を観察しなくなっていっただけで、世界はずっと崩壊し続けていました。私が観察をやめたというだけで、台本は進行していました。女性に特に多い傾向ですが、戦争や飢饉、自然災害のニュースを見ると、感情が掻き乱されてしまうので目を背けてしまうわけです。タフティの言葉はとてもヒントになりました。

初心にかえり、観察してみる

現実を観察する、とは具体的にどういうことでしょうか?現実は見られることを嫌がりますから、決してジロジロ見たり、「こうしろ、ああしろ」と注文やケチをつけるのも違います。辞書的に観察するとは、物事を注意深く見ること、現象を正確に把握することを指すそうです。かつての私はそれをするのが怖かったから、手を引いてしまっていましたが、台本は進行します。いつか、目隠しを外すタイミングはやってきてしまいました。

イライラしたり、恐怖や不安といった感情に襲われたりしても、その感情と闘わずに、ただ観察を始めてください。
何か不都合なことがあれば、自分の人生や現実で何が起こっているのかを観察しなさい。
拡大鏡で恐怖をしっかり見ると、逆説的ながらその恐怖は小さくなるのです。

先ほどの引用の直前に書かれた文章です。私たちは自分の感覚を使って把握しようとします。だから怖いと感じるなら、嫌だと感じるなら、敢えて観察してみるのです。すると、何が怖いのか、何が嫌なのかがわかってきます。それらを不都合に感じている自分と、そんな自分の気持ちと向き合うのです。タフティが言うように、恐怖は簡単には小さくならないかもしれませんが、代わりに大きくなってくるエネルギーがあります。それは、敢えていうなら勇気なんだと思います。勇気は行動力に繋がります。自分の中から、それまでの自分には予見できなかった行動が取れるようになるかもしれません。

というわけで横目でさりげなく見つつも、毎日大きなニュースが飛び込んでくるのには驚かされます。そして心が疲れる…。ある程度現実的でいることは大切ですが、時には息抜きも必要!ということで、はてブロにも書いた周波数のことをここでも少し違う角度から書いてみようと思います。

身をもって体験した頭痛と腸内環境の関係

はてブロには、私の頭痛の原因が腸内環境の乱れにあり、考えられる原因と、私自身がやってる解決策などについて書きました。そこで紹介した赤松瞳さんのセミナーを収録した【あなたという存在は「無限大の可能性」である】という本で、彼女はライフ博士という方が行った健康な人間の細胞にある周波数を与えることによって、バクテリア→ウィルス→パラサイト→カビ→ウィルス→正常に戻っていったという実験について紹介していました。

そして書いてて気づいたのですが、これっていわゆるデトックス、ファスティングはじめ、ありとあらゆることで、私たちが何をやっているかというと、周波数を変えるということなのではないかと思ったわけです。

排出されたものの正体

例えば、いわゆる療法と呼ばれるものがわかりやすいです。既出のクレンズ、デトックス、ファスティングで、私たちは異物を「出した」気になりますが、出たのは「周波数が変わることによって排出されたカス」なんじゃないかということです。そして前世療法も同じじゃないかと思うのです。前世のことを聞くと、正直確認できないし、嘘か本当か証明はできないけれど、とても癒された感があるのはどうしてでしょうか?同時に齎される実用的な情報も役には立ちますが、癒された感じがしませんか?あれも周波数なのではないかと思うのです。前世というコンセプトを聞いた時に、私たちの意識が、現世という肉体が象徴する物質的な次元から一気に拡張するから周波数が高くなり、高くなった周波数に癒されてるんじゃないでしょうか?

私がメキシコで体験したヒーリングセレモニーでも同じようなことが起きていました。松果体を刺激し一気にサードアイが開い状態になり、私は頭上にとても大きな母船を見ました。その時直感で「私たちと同じ人間だ」と感じました。私が見たもの、または見たと思ったものにも周波数があります。この世の常識を超える周波数は私の意識を一気に拡張します。そしてそれは癒されたという体験になります。

やる前に意図すべきこと

デトックスも、ファスティングも、ヒーリングやセラピーも、治療(トリートメント)といったもの全般を行う時に、もう一度周波数について自覚してみましょう。「自分はこのプロセスを経て周波数を、〇〇な自分の周波数に変えるのだ」と意図するんです。ポイントとなるのは、「〇〇な自分」というところで、〇〇には目指す自分の状態を入れます。デトックスが肌をキレイにしてくれたり、ファスティングががん細胞をやっつけてくれたり、ヒーリングがトラウマが解消されたり、セラピーがあなたを変えてくれていたわけではなかったのです。それらによって周波数が変わることで、「〇〇な自分」になるのです。

よくよく考えると、私が個人セッションでやっていることも、クライアントさんたちが、それぞれの周波数を変えるサポートをしているに過ぎません。私は何も解決していなければ、治してもいないのです。クライアントさんたちも解決したり治したりしていません。解決している自分、治ってる自分に、それぞれがなっていかれてるのだなと、改めて実感した次第です。

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Kaeko

中川 佳英子
Emotion Code®, Body Code®, Access Bars® 認定プラクティショナー
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外部セラピスト(サノビブメディカルインスティチュート)

大阪生まれ。人生の半分をイギリスで過ごし、現在は東京を拠点に活動中。
好きなこと 旅行、アート(やるのも見るのも)、語学を勉強すること、散歩、読書、自然。

2024〜 10年来の友人であり、心理学者のフェルナンド・エストレーリャとポッドキャストHoshirioの配信を始める。合わせて日本語解説動画をメインに展開する自身のチャンネルKaeko Nakagawa 愛される私になるエネルギーヒーリングもスタート。もっと読む