金曜日に、メキシコの友人の紹介でシャーマンのヒーリングセレモニーに参加しました。
今回、メキシコへ来たのはこれが目的ではなく仕事できましたから、思いがけず誘われた時は深く考えず、「せっかくメキシコにいるんだし、話のネタに受けてみよう」ぐらいに思って参加しました。
ところがこれ、あらゆるシャーマンのセレモニーに共通かもしれませんが、いろいろ準備が必要なのです。
例えば、1週間前から赤身の肉は食べちゃダメ、3日前から鶏肉や卵もダメ、当日は正午から絶食で水のみ…。
その上、参加する自分の意図を明確にするようにも言われました。
心身共に清める、そんなイメージがあるのかな?と思い、言われた通りに過ごして当日を迎えました。
私の参加意図は、「これまで癒したくても癒せなかった(と感じていた部分)を癒して、もっとたくさんのやりたいことをできるようになりたい」というものでした。
ここ20年ぐらい、私は生きていくのに最低限のことしかできないようなエネルギーの使い方が身についてました。
当日、セレモニーを終えて参加者全員で、それぞれの思いをシェアする段階になりました。
しかし私だけ、体に重力がのしかかったように重たく、くちゃっと地面にへばりついたままでした。
そうしている方が楽でした。
そんな私を見ていたシャーマンも最初は「そのうち楽になってくるよ」と見守っていましたが、1時間してもまだまだ起き上がれない私を見てシャーマンは「自分で起き上がりなさい」と厳しく言ったのです。
シャーマンは私を指して周りの人たちに「本人(私のこと)も気づいてない規模の大きな何かを手放したんだと思う」と言いました。
私は正直、そのままの姿勢が楽だったので「ええ〜!勘弁してよー」と思いましたが、もう笑っていないシャーマンの顔を見て、渋々起き上がり始めました。
ここからが、私のヒーリングの始まり?仕上げ?だったのかなと思います。
はてブロにも書きましたが、全ては私たちの思い通りに展開します。
私はずーっと、自分の抱えていた重荷に見合うポイント(座標のこと…詳しくははてブロをご覧ください)を探していたのです。
自分の好み、テイストにあったポイント、自分が納得できるポイントがここだったというわけです。
私自身が手放した重荷がなんだったかよくわかりませんが、翌朝目が覚めると心が軽くなっていて、体にはもう20年近く感じられなかったエネルギーがあるのを感じました。
つまり、私はここ20年近く、ずーっとあの重荷を背負って日々生きていたわけです。
自分から断絶してその重さを感じないようにすることで、なんとか生きてこれたわけです。
すごく貴重な体験をしました。
大切なのはこれによって私が今どう感じているか、そしてどう生きるかというところです。
この体験はこれからもどんどん大きくなっていきます。
そして私も、このシャーマンが私に提供してくれたようなポイントなんだと思います。
これはその翌日の夜にバルコニーから見た景色です。