前回の記事では、今月始まる新しい時代のエネルギーについてお伝えしました。個人的にも今月に入り、とても楽になってきた気がしています。皆さんはいかがでしょうか?今回は、新しい時代を楽しくクリエイティブに過ごすのに欠かせないマインドセットについてお伝えしようと思います。
あなたが意識しているものが大きくなる法則
アメリカの実業家ガイ・カワサキさんのTEDの動画の最後の3分にわかりやすく集約されていたのですが、生憎日本語の字幕はなかったのでここに要約しますね。
サンフランシスコのすごく高級なエリア(=不動産が高いエリア)に住んでいるGuyは、ある日、家の前庭でブーゲンビリアの剪定をしてました。
そこへ、一人の年配の白人女性がやってきて、Guyにこう話しかけました。
「あなた、芝生もやるの?」
庭師と思われたと思ったGuyは、「私が日本人だから、あなたは私が庭師と思ったんだよね?」と返しました。するとその年配の白人女性は「それは違うわ。あなたがブーゲンビリアをとても上手に剪定してるから、庭師なのかと思ったのよ」と答えました。
Guyはこの話を、2週間後にサンフランシスコ訪れたGuyの父親Dukeに話して聞かせました。Guyは初め、日系2世で第二次世界大戦も経験している父Dukeがこれを聞いたら憤慨するだろうと思っていました。
きっと「何だと?!お前が日本人だから庭師だと思ったんだよ!お前がスタンフォード大学を出てるとも知らないで!お前がアップルで働いてることも知らないで!お前がこの家を買ったことも知らないで!」と怒るに違いないと。
しかし、DukeはGuyの予想を裏切り、こう言ったのです。
「息子よ。こんなエリアで日本人が庭先で植木を切っていたら、普通に確率で考えたら庭師だろ。いいか、いちいち気にするな。自ら問題に目を向けるな。偏見を探すな。何でもややこしくするな。問題ばかりに目を向けてたら生きていけないぞ」
ここで注目すべきは人種差別とか職業差別とかではなく、いわば方程式の部分です。
これは他の場面でも十分起こりうる話で、例えば「私が偏差値の低い(高い)大学を出てるからって馬鹿にして!」とか、「私が女(男)だからって馬鹿にして!」とか、「私が…」と、とにかくエンドレスに何でも当てはまるわけです。
あなたは問題や偏見に気を囚われがちですか?
コップに水はどれぐらい入ってる?
かつて「Is the glass half empty or half full?」(「そのコップに水は半分しか入ってませんか?それとも半分も入ってますか?」)という質問が流行りました。水が半分入ったコップを見せ、それを「半分しか入っていない」と答えた人よりも、「半分も入ってる」と答えた人の方が楽観的でポジティブであるという単純なテストです。Guyのお父さんのアドバイス「自ら問題に目を向けるな」というのは、これと同じです。
捉え方の問題といえばそれまでですが、私たちが何かを「それは問題だ」と認識したらそれは「問題」として私たちのマインドにインプットされます。「それは偏見だ」と認識したらそれは「偏見」としてインプットされ、更にそれらを見つけやすくするよう、左脳のおしゃべりもより活発になっていきます。
感情はリトマス試験紙
ここで前のポストのラストをもう一度振り返ってみます。
もう、「愛されない」、「満たされない」といったインナーチャイルド、アダルトチルドレンから目の前の世界を見つめるのではなく、細胞レベルからハッピーになり、自由にどんどん新しい体験を生み出していきましょう!
そういう時代の到来です。
☝️これを読んでどう感じましたか?「そうだよね!新しい体験を生み出していこう!」と感じましたか?それとも「いやいや!そんなこと言われても無理だよ!」と感じましたか?
これを読んで、「そうだよね!新しい体験を生み出していこう!」みたいに前向きな気持ちや、お腹が軽くなる感覚を感じた方は前へ進む準備ができているというサインなので、どんどんクリエイトしていきましょう!
細胞に溜まった古い感情のリリースをしよう
Move on!(前へ進もう!)と言われて、「いやいや!そんなこと言われても無理だよ!」と怒りや悔しさ、悲しさを感じたり、お腹が重くなる感覚やモヤモヤ感を感じた方、大丈夫ですよ!
それは「細胞の中にまだまだ古い感情が溜まってるからリリースしてね」という意味だからです。言われなくてもスルッと前へ進めるタイミングは必ず訪れるので、それまで体内、脳内の細胞に溜まった古い感情のエネルギーをリリースしましょう!
メメントモリ
思っているよりも、私たちの一生はうんと短いのです。長生きしたとしても知れてます。問題に目を向けてる暇なんてないのです。
前のポストに書いた通り、私は冥王星が山羊座をいよいよ出るよー!!!っていう期間に入り、めきめきと楽になりました。実際に肩の荷が降りたり、思いがけないチャンスが巡ってきたり、思いをストレートに受け取ってもらえたり…という体験が始まりました。と、同時に私はこれ(自ら問題を探す生き方)をしなくなってたなぁ…と気づいたんです。
先に笑おう
これはバシャールの有名な話です。「鏡を見た時に自分の顔が笑っていなかったからといって、鏡に手を伸ばして鏡に写る顔を『笑え!』と笑顔に変えることはできないだろ?まず自分が笑うんだ」という話で、What you put out is what you get backという至極当たり前のことを言ってます。とは言うものの、笑っても笑っても「笑顔なんて返ってこなかったよ!」という体験もいっぱいありますよね。これをガイのお父さんデュークのアドバイスに当てはめるなら、「いちいち気にするな。笑顔が返ってこなかった体験ばかりにフォーカスするんじゃない」ですね。
これは左脳のおしゃべりを消していくプロセスとも相性がいいですよ!というわけで、冥王星水瓶座時代もKeep Creating!しましょうね!