バランスよく他責思考から離脱する ーラディカルアカウンタビリティーを取り入れようー

Lake view in Hokkaido
Pink sunset by the lake in Hokkaido
Wheat Autumn
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バランスよく他責思考から離脱する ーラディカルアカウンタビリティーを取り入れようー

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冬の青空と広がる緑の芝生

友人でクリニカルサイコロジストのフェルナンドとやっているHoshirioから、2025年最初のエピソードを配信しました!(New Year, New Mindset: Radical Accountability and Creative Power

ここでは、私たちHoshirioのテーマである「いかにクリエイトし続けるか?」ということに対して、その妨げとなっている被害者意識と、そこからの脱却する際に起きることや手立てなんかについて語っています。きっかけとなったのは、私がはてブロの方でも紹介している動画なんですが、そこで語られていたラディカルアカウンタビリティーとも言うべきアティチュードです。

ラディカルアカウンタビリティー

自分の人生や行動、感情に対して徹底的に責任を持つ考え方を指し、どんな状況や出来事であっても、自分の反応や選択を自覚し、それを他人のせいにするのではなく、自分自身で引き受けるという姿勢が基盤のコンセプト。一般的には次のような特徴があります。

他者や環境ではなく、自分自身に目を向ける
ラディカルアカウンタビリティーでは、たとえ外部要因があったとしても、自分の感情や行動、選択は自分がコントロールできるものとして捉えるところから始めます。
被害者意識からの脱却
「自分は被害者だ」と感じることが自然な場面でも、それにとどまらず、次にどうするか、自分にできることにフォーカスする姿勢が鍵となります。
自己観察と自己改善
感情や言動を観察し、それが他者や環境にどう影響を与えているかを理解し、必要に応じて自ら変えていくという実践が含まれます。
創造力の発揮
人生をより良く創造するために、自分の選択や行動を意識的にすることが強調されます。自分の現実は、自分自身の行動と反応から形作られるという視点です。

ラディカルアカウンタビリティーができるようになると、

ー他者や環境への依存を減らし、自己充足感を高める。
ー人間関係のトラブルが起きたとき、冷静に自分の役割を見つめ、解決策を模索できる。
ー望む未来を作り出すための力が、自分の中にあると実感できる。


このように「ラディカルアカウンタビリティー」は、それによって人生の創造力と自由を手に入れることができる強力なツールといえますが、緩やかに移行していくように少しずつ取り入れて実践していくのがおすすめです。

どこまで自分に優しくなれるかが成功の鍵

ラディカルアカウンタビリティーを人生に取り入れる時に気を付けることは、自分の力ではどうしようもないことに対してラディカルアカウンタビリティーを発揮しようとしないことです。例えば、過去に起きた出来事やとても辛い出来事についてはラディカルアカウンタビリティーはあまりクリエイディブに作用しません。そういった出来事はケアしつつ、「今ここ」から未来へ向けてのクリエイションにフォーカスしましょう。

今どうすることもできないことに拘泥してしまう時、他のアプローチ方法についても目を向けてみましょう。ヒーリングやカウンセリングが必要かも?それとも「やるべきこと」をやらない言い訳としてどうすることもできないことにこだわっているかも?

セルフサボタージュ

私たちは人間ですから、時には他責思考に傾く時もあるし、共感してほしくて自己憐憫に陥ることもあるでしょう。そんな時、自分に優しくできる人は、ある程度自分の感情の動きを意識できていると言えます。自分の心の動きを観察しながらも、なかなかこだわりが捨てきれず、それが悲しみや恨みつらみの原因となっている場合は、セルフサボタージュのループにハマっている可能性が高いです。

セルフサボタージュとは、自分自身の成功や幸せを妨げる行動や思考パターンを指します。無意識的に自分の目標や願望を実現するのを阻むため、自分自身で足を引っ張ってしまう状態です。この現象は、自己否定感や恐れ、不安などの感情が引き金となることが多いです。 どうしようもないことに拘ってしまうというのは、セルフサボタージュの典型パターン。自分の心の動きに注意を払い、セルフサボタージュのパターンに陥っていないかチェックしましょう。

あなたが成長するのを助けてくれるツール

ラディカルアカウンタビリティーは、自己責任という言葉の下に自分自身や周りの人たちを裁くための手段ではありません。あくまでもクリエイトし続けるためのとてもクリエイティブなツールなのです。なので、ラディカルアカウンタビリティーを取り入れた時に、悲しみや恨みつらみといった感情が膨らむ場合は一旦ストップの合図です。そんな時は自分の中の自己否定感や恐れと向き合いましょう。

敢えてツールという言葉を使いましたが、これは「自分の使い方次第でどうにでも作用する」という意図を込めました。ハサミは便利なツールですが、凶器にもなり得ます。凶器になるリスクがあるからといって使わないのは愚かですよね?どんなツールも使い方次第です。使い始めて弊害が出てきたら、まずはそれを解消し、それからまたツールを使ってみましょう。いかがでしょうか?「なるほど」と思った方、朗報です!…というのも、そのスタンス自体、もうラディカルアカウンタビリティーなのですから!

ピンクの朝焼け
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Kaeko

中川 佳英子
Emotion Code®, Body Code®, Access Bars® 認定プラクティショナー
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外部セラピスト(サノビブメディカルインスティチュート)

大阪生まれ。人生の半分をイギリスで過ごし、現在は東京を拠点に活動中。
好きなこと 旅行、アート(やるのも見るのも)、語学を勉強すること、散歩、読書、自然。

2024〜 10年来の友人であり、心理学者のフェルナンド・エストレーリャとポッドキャストHoshirioの配信を始める。合わせて日本語解説動画をメインに展開する自身のチャンネルKaeko Nakagawa 愛される私になるエネルギーヒーリングもスタート。もっと読む