風の時代の始まり
今月は、2008年から続いていた一つの時代が終わりを迎えます。それは11月20日に冥王星がいよいよ水瓶座に移動します。冥王星は2008年頃に山羊座に入り、2023年頃に水瓶座に移行したとされています。しかし、この期間中に逆行を繰り返しているため、厳密に言えば、山羊座と水瓶座を行ったり来たりするような動きを見せていました。なので個人的には今月までの16年間が1つの時代のような気がしています。それでは、冥王星水瓶座時代のエネルギーを語る前に、まず冥王星山羊座時代がどういうテーマだったのかをおさらいしましょう。
冥王星山羊座時代のテーマ
冥王星山羊座時代は、社会構造や権力、そして個人の価値観が深く根底から揺さぶられる、非常に変革的な時代と言われています。
社会構造の変革: 既存の社会システムや権力構造が崩壊し、新たな秩序が築かれ始めました。特に、経済格差や社会的不平等といった問題が顕在化し、これらに対する根本的な解決が求められました。
権力の再定義: 従来の権力概念が問い直され、より多様な価値観に基づいた新しい権力形態が求められるようになり、リーダーシップのあり方や、組織の運営方法も大きく変化してきました。
個人の価値観の転換: 物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさや人間関係の重要性が再認識され出しました。また、自己実現や自己成長に対する意識が高まり、個人がより主体的に生きる時代となってきています。
世代間の対立と共存: 異なる世代間で価値観や生活スタイルの大きな違いが生じ、対立(分断)も著しくなりました。一方で、互いの違いを認め合い、共存していくための新しい関係性が求められてきています。
環境問題への意識の高まり: 地球環境問題が深刻化し、持続可能な社会の構築に注目が集まりました。個人レベルから社会レベルまで、環境問題に対する意識が大きく高まった時代ともいえます。
この「持続可能」というキーワード、個人的には大変土星的だなぁと思います。土星は山羊座のルーラーで、「この先30年持たないようなシステムやあり方は要らぬ!」という印象があります。30年というのは、土星が太陽の周りを一周するのにかかる時間が約29年だからです。
冥王星山羊座時代が私たちに求めたもの
変化への適応力: 社会が大きく変革していく中で、柔軟に変化に対応していく能力が求められました。
自己変革: 既存の価値観や生き方にとらわれず、自己成長を続け、新しい価値観を創出していくことが重要でした。
共感力と協調性: 異なる価値観を持つ人々と共存し、より良い社会を築いていくために、共感力と協調性が求められました。
長期的な視点: 短期的な利益だけでなく、長期的な視点を持って行動し、持続可能な社会の実現に貢献することが求められました。
冥王星山羊座時代が与えた影響
仕事: キャリアの概念が変わり、多様な働き方が求められるようになりました。
経済: 経済システムが大きく変化し、新しい産業やビジネスモデルが生まれ、お金に対する価値観も変化してきました。
人間関係: 人との繋がり方が多様化し、コミュニティのあり方も大きく変化しましたね!
政治: 政治システムが改革され、より民主的な社会が実現されることが期待され、「そもそも民主的とは何か?」とか「選挙とは?」というレベルまで考え始めた人々が増えたのではないでしょうか?。
冥王星山羊座時代は、私たちがこれまで当たり前だと思っていた価値観や社会構造が大きく変化する、非常にエキサイティングな時代だったとも言えますが、振り返ってみると個人的には「とてもチャレンジング〜」といったほうが相応しいです。結果としてこの時代を生き抜くために、私は変化を受け入れ、新しい価値観を創出し、より良い未来に向かって進むことになりました。
冥王星水瓶座時代は、風の時代の始まり
私は太陽星座が水瓶座ですが、バースチャートには山羊座もたくさん持っていたり、私の母が山羊座だったり、仲良くなる女友達は山羊座である確率がめちゃくちゃ高いという理由から、「冥王星がやっと山羊座を出てくれるー(😭)」と、冥王星が山羊座を去ることのほうが大きく感じています。もっと言うと「こんな冥王星山羊座時代を生き延びたんだから、冥王星水瓶座時代なんてラクショーだよ!」ぐらいの気分です。
思えば、私個人の意識の変容の旅は2009年に始まりました。「決して忘れぬように」とマークされた始まりの日はマイケル・ジャクソンの命日でもあります。詳細はプロフィールに書きましたのでここでは割愛しますが、あの体験が無ければ、今ここでこんなブログも書いていなかったし、ロンドンにいた私がメキシコへいくこともなかったろうし、ロンドンから日本へ帰国して東京に暮らすこともなかったのだと思うと感慨深いです。
冥王星水瓶座時代は、太陽から最も遠い天体である冥王星が水瓶座に移動することで始まる、風の時代への突入期です。2024年11月20日に冥王星が水瓶座に移動し、本格的な風の時代が始まります。前回この現象が起きたのは248年前で、誰もが人生で一度しか経験できない貴重な転換期と言われています。
冥王星水瓶座時代について、次のようなことが言われています。
①アイデンティティが揺らぐようなことが多そう
②「変わりたい」という気持ちが強くなったり、自分らしさというものに今ひとつ確信が持てなくなったりと、思わず立ち止まってしまうようなことも多そう
③浄化と調整の先に、私たちのニューノーマルが見えてくる
そして、冥王星は2044年までの20年間、水瓶座に留まると言われています。
というわけで、誰もが人生で一度しか経験できない貴重な転換期が始まりました。その準備期間が、その前の冥王星山羊座時代の16年間だったと思います。この16年間に、私はエネルギーワークと出会いました。最初は、過去の体験によるトラウマや消せない記憶、難しい感情を癒すためでした。でも、ある時からそれをやっているだけでは堂々巡りで新しい体験を生み出すことができず、フラストレーションを感じている自分に気づきました。その枠から出たい!と思い始めました。
癒しと創造活動はセットでやる!
過去に体験したことの結果を「今ここ」で体験しているのがトラウマだとすれば、それを癒すことにフォーカスしたヒーリングは私たちを本質的に自由にしてはくれず、そのループに留めおく気がします。学びや気づきといった言葉も、結局は学んだり、気づきを得たりすることで脳内でドーパミンが分泌され、それが段々快感になってくるのです。こうして堂々巡りをさせるループが出来上がります。一旦そんなループが出来上がると、そのループを繰り返す体験を自ら創造して、同じ体験、同じ気づき、同じ学びを繰り返し体験してしまいます。いろんなエネルギーワークやヒーリングを試したり、本を読んだりしているものの、実際に満足のいく体験ができてなくては結局絵に描いた餅で楽しくもなんともありません。私たちが肉体を持って生まれてきているのは体験するためです!だからこと体と繋がる、体感を使うセッションが大事なんです。
学びや気づきのループにハマらない、体験に落とし込むセッション
この体感を使う、体験に落とし込んでいくセッションというのは、私の中で自然に起きた流れでした。過去のトラウマを癒すというヒーリングワークも大事ですが、それだけではずっと「後ろ(過去)向き」のまま、過去の体験から得た情報(トラウマ、感情、記憶)処理に奔走させられるだけです。後ろ(過去)を向いてヒーリングもやるけど、同時に180度クルッと向きを変えて、今ここから前へ向けて新しい体験を生み出す行動も必要なのです。
私のセッションでは、過去を向いて行うヒーリングと、クライアントさんの体感を高めるワークを一緒にやります。こうして、クライアントさんが180度クルッと向きを変えて行う新たな体験の 創造を助けます。過去の体験からの学びや日々の気づきを得ることだけで満足するだけでなく、同時に新たな体験をどんどん生み出し続けるエネルギーを自ら生み出せるよう、個人セッションでサポートしています。興味がある方はぜひ受けてみてください。
何にでも応用ができる体験に落とし込むセッション
ところで私は帰国子女…というには少々長くイギリスに居たのですが、バイリンガルです。そんな私が英語を話せるようになったのも、☝️の後ろ向きで行うワークと180度クルッと向きを変えて行う新しい体験の創造活動をセットでやっていたからです。渡英前に英語の試験IELTSに合格するレベルの英語力はあり、それは日本の英語クラスではそこそこ高めのレベルだと自負していたものの、いざ渡英して北米、中米、南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジアからの留学生と出会ってみたら、全然「使えない」状態で、会話やディスカッションにライブで参加できなかったんですね。
当時はまだ電子辞書の黎明期、スマホ以前…、私はアナログの辞書を持ち歩いていました。でもご想像の通り、リアルには辞書なんか引っ張り出して調べたりしていたら、「そして誰もいなくなった…」状態必至。そこで私は会話に参加できなくても、カフェやパブへ一緒に行くようにして、そこでの会話で気になる表現やちょっと分からない語句があったらメモして家に持ち帰りました。帰宅後、アナログ辞書で意味を調べ「なるほど〜!」と、ここまでが後ろ向きでするワーク(ヒーリング)です。そして次に、私は日頃の会話の流れから例文をいくつか作り、翌日「絶対にこれを使う!」と意図して、ランチやカフェ、放課後のパブへもお酒が飲めないのに行って、自分が作った文章を使って会話に参加するという活動を繰り返しました。この後半部分が「クルッと180度向きを変えて新しい体験を作る活動」です。こうしている間に、気がつくと頭で日本語を挟むことなく、ラグなしにコミュニケーションができるようになっていました。脳内トークも英語、夢も寝言も全部英語…の世界です。これは大体渡英してから6ヶ月ぐらい経った頃だったと思います。
細胞ひとつひとつが😊になる、内側から輝く
あなたを作る何兆個という細胞ひとつひとつがあなたと同じ意識(周波数)となって、一緒に新しい体験を作っていくイメージを込めて、サイトのタイトルを新しくしました。もう、「愛されない」、「満たされない」といったインナーチャイルド、アダルトチルドレンから目の前の世界を見つめるのではなく、細胞レベルからハッピーになり、自由にどんどん新しい体験を生み出していきましょう!
そういう時代の到来です。