問題だと思っているものが、本当の問題とは限らない。(新シリーズ Signals #1)

Lake view in Hokkaido
Pink sunset by the lake in Hokkaido
Wheat Autumn
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問題だと思っているものが、本当の問題とは限らない。(新シリーズ Signals #1)

夕暮れ時の海
5〜7分

問題は、早く解決したくなる

問題が起きると、私たちは、できるだけ早く解決したくなります。
それは、とても自然なことです。

でも私は、仕事でも、人生でも、まず大切にしていることがあります。
それは、問題を正確に理解すること。

何が本当の問題なのか。

そこが曖昧なままでは、どれだけ一生懸命解決しようとしても、本当の意味では解決しないことがあります。

Don’t Shoot the Messenger

英語には、”Don’t shoot the messenger. ” という表現があります。
悪い知らせを持ってきた使者を責めても、知らせそのものは消えません。

私は、感情や思考も、少しそれに似ていると思っています。

症状は、原因ではない

例えば、腐ったものを食べて、下痢や嘔吐になったとします。
その症状は、とてもつらい。
できれば今すぐ止めたいと思うでしょう。

でも身体は、良くないものを外へ出そうとしているのかもしれません。
もし、その理由を理解しようとせず、症状だけを止めたら。
身体の中には、本当の原因が残ったままかもしれません。

私は、感情や思考も、少しそれに似ていると思っています。

怒り。
悲しみ。
怖さ。
不安。
繰り返してしまう考え。

それらは、なくすべき問題ではなく、本当の問題がどこにあるのかを知らせようとしているシグナルなのかもしれません。

本当の問題は何だろう

例えば、「もう別れた方がいいのかな。」そう思うことがあります。
でも、本当の問題は、相手なのでしょうか。
二人の関係性なのでしょうか。
それとも、まだ自分でも気づいていない、何か別のことなのでしょうか。

私は以前、答えを探すことばかり考えていました。
でも今は、その前に、本当の問題は何だろう。
そう問いかけるようになりました。

Somatic Clarityが見ているもの

Somatic Clarityでは、感情を良い・悪いで判断することを目指していません。
感情をなくすことでもありません。

まず観察します。
何が起きているのか。

その感情や思考は、何を知らせようとしているのか。
問題を正確に理解できるほど、次に進む方向は、自然と見えてくることがあります。

次回へ

このシリーズでは、
怒り。
悲しみ。
怖さ。
違和感。
そして、身体や思考が送ってくるさまざまなシグナルを、一つずつ観察していきます。

問題を急いで解決する前に、まず、何が起きているのかを見ること。
そこから、新しい見え方が始まります。

From The Compass

7月末発売予定The Compass は、このシリーズの土台になっている考え方を、一冊にまとめた本です。

このブログでは、その地図を持って現実を観察すると、どんな景色が見えてくるのかを、一つずつ綴っていきます。

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Kaeko

大人になってからのほとんどを、私は文化と文化の間で生きてきました。

人と人。

人と組織。

異なる価値観。

異なる世界。

私の仕事は、いつもその間に立つことでした。

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